【ドイツの腕時計ブランド】
機械式腕時計の本場といえばスイスですが、ドイツもシンプルでいて存在感があり、
まさに「質実剛健」といった時計大国です。
その中でも特に有名なブランドをご紹介致します

【ユンハンス（JUNGHANS）】
1861年ドイツのシュヴァルツヴァルトにて創業。1900年初頭には製造工程の簡素化により、
当時高価であった機械式時計を一般客にも手の届く価格まで下げたことにより、
世界最大の時計メーカーに発展しました。
シンプルな「マックス・ビル」、ベゼルのないフォルムが特徴的な「クロノスコープ」などが有名です。

【ランゲ＆ゾーネ（A. LANGE & SOHNE）】
ドイツの腕時計といえば必ず名前の挙がる、一流メーカーです。
グラスヒュッテにてアドルフ・ランゲが興した工房をもとに、ランゲの息子が1868年に創業。
その後一時国営化されるも、1990年にアドルフ・ランゲの曾孫、ウォルター・ランゲにより再興されました。
特徴的なデザインと、高い技術力が有名なメーカーです。
「ダトグラフ アップ/ダウン」「ツァイトヴェルク」などが有名です。

【ジン（SINN）】
創業は1961年、ドイツのフランクフルトにて、空軍パイロットだったヘルムート・ジンが興しました。
正式名称の「ジン特殊時計会社」という名前のとおり、その品質はドイツ工業規格に基づいているため、
高品質で知られ、EZMシリーズはドイツ特殊部隊に使用されるほどです。
「103.B.SA.AUTO」「EZM7」「U1000」など、特徴的なモデルナンバーを採用しています。

【ノモス（Nomos）】
1902年にグラスヒュッテにて創業。大戦後、1992年に復活したブランドです。
ノモスとは秩序、規律を意味し、時計の一大生産地であるグラスヒュッテでも、
その伝統技法を色濃く受け継ぎ、機能美を活かした時計つくりで有名です。
現在では自社キャリバーを進め、ヒゲゼンマイなどの部品まで自社生産を行っています。
「タンゴマット」「タンジェント」などシンプルで無駄のないデザインが特徴的です。