中古品の時計を買う際、何に気をつければ良いでしょうか。
幾つかの注意点をまとめてみました。
・本当に大切なのは、見た目ではなく中身
特に機械式腕時計は、外側だけでなく、内部(ムーブメント)が重要です。
「動いています」と商品説明にあっても、「なんとか動いている」だけなのか、
日差などの精度を含めて「動いている」のか、もしくは特殊な機構まで含めて大丈夫なのか。
以前の持ち主がどのように使用し、保存状態はどうだったのか。
通常機械式の時計は3年から5年に一回、オーバーホールと呼ばれるメンテナンスが必要です。
中古の時計の場合、そのオーバーホールを証明する保証書があれば、動作に関しては安心できると思います。
せっかく中古品をお得に購入できても、修理やメンテナンスに金がかかっては意味がありません。
・安すぎない? 安心できるお店なのか
中古の時計は、ブランドの時計になるとしっかりとした相場があります。
相場よりかなり安いロレックスの時計・・・・・・絶対、何か理由があるはずです。
信頼のおけるお店ほど、仕入れやアフターフォローにお金を掛けています。
何より気をつけないといけないのが「偽物」です。
時計を扱う専門店であること、対応が信用できること。
お店選びが時計選びには重要です。
・サイズは大丈夫? バンドの長さは?
意外と見落としがちなのが、時計のサイズ感や、バンドの長さです。
特にネットでの購入時には注意が必要です。
中古の時計の場合、本来なら重要なはずの細かい説明が書かれていない場合もあります。
「中古で購入したけれど、バンドのコマが足りず、サイズが合わない」ということがありえます。
バンドの長さ、正規のコマ数が揃っているか(調整用のバンドコマが付属品としてあるかどうか)
といった点はしっかり確認するようにしましょう。