【時計の防水機能~時計は精密機器です!】
腕時計の機能の1つに、防水機能があります。スマホなどでも防水機能付きかどうかが、選ぶ基準になっていますよね。
腕時計についても防水機能を選ぶ事は多いと思いますが、防水だからと過信していると、故障やトラブルの原因になってしまいます。
そうならないためにも、きちんと防水の意味を理解しておきましょう。
【一般用(生活)防水】
防水機能の有無は文字盤や裏面に、WATER RESISTANTと刻印されています。これが一般用(生活)防水のサインです。
手洗いや洗顔、雨が当たる程度を想定したものです。
刻印の後ろに続けて、気圧の記載もあります。1気圧は水深10mのことですので、
3気圧防水(3BAR)であれば、30mの水圧に耐える、という意味です。
中には20気圧(20BAR)にも耐えるものもあります。
【潜水用防水】
一方でダイバーズウォッチと呼ばれるものは潜水に適した気密性があるものを指します。
こちらは気圧ではなく、メートル表記されています。
DIVER’S 100mとあれば、100m~200mの水圧に耐える時計、ということになります。
ダイビングを楽しむ時には必要になりそうですね。
【お風呂で時計は要注意!】
防水時計の機能の違いに触れてきましたが、お風呂には注意が必要です。
お湯との温度差で、内部機構が結露してしまい、錆の原因となったり、
石鹸や熱などの影響で、パッキンが劣化してしまったり。
故障の原因となってしまいますので、お風呂の際は時計を外したほうが良さそうです。
【まとめ】
防水時計でも色々な種類があります。知らずに使って故障してしまう前に、どのくらいの防水性能なのか、確認してから購入・使用されることをお勧めします。
お手元の時計も、一度確認されてはいかがでしょうか。