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(5)ハミルトンの技術力と革新性

■ハミルトンが世界初の電池式腕時計を発表

1957年、ハミルトンは、世界で初めて電池で稼働する腕時計「ベンチュラ」(Ventura)を発表しました。

現在の電池式時計の主流であるクォーツ時計ではなく、ぜんまいの代わりに電気モーターを使用したモデルですが、画期的な存在であった事は疑いようがありません。

また、その三角形の革新的なフォルムをデザインしたのは、キャデラックを手掛けたリチャード・アービブ。のちにハミルトンの代名詞的存在となる「ベンチュラ」は、ハミルトンの技術力と革新性により生まれました。


■世界初のLED式デジタルウォッチ

19世紀のアメリカで設立されたHAMILTONは、1970年に世界初となるLED式デジタルウォッチ、パルサーを開発、販売を開始しました。

LEDは発光ダイオードとも呼ばれていますが、当時はLED式腕時計は存在しなかったところでの発表だったので、世界的にもパルサーはかなりの話題となりました。

当時の彫刻家だったアーネスト・トローバによるデザインは、シルバーのケースの中央に黒いパネルがあり、赤い数字で時刻が表示されるというシンプルかつ未来的なものです。この頃世界では2001年宇宙の旅や猿の惑星など、SFブームが到来していたなかで、HAMILTONがこの時計によって人々を魅了するには十分でした。

アメリカの大統領や世界中のVIPが、このハミルトンのパルサーを買い求めていたほどです。

2002年にはパルサーの復刻モデルである、MIBモデルが発売されています。このモデルは外観はほぼ変わりませんが、デジタル表示とストップウォッチなどの機能がついて、より現代的に生まれ変わっています。

HAMILTONは常に革新的な時計を開発し続けていますが、このパルサーはまさにハミルトンを代表する時計として、今も日本と世界で注目の一品です。

ハミルトン・豆知識・パルサーイメージ!HAMILTON買取のハウマッチ