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(62)時計の扱い方で気をつけること 機械式時計のご注意

 ●機械式時計のご注意

機械式時計とはゼンマイを動力として動作する時計です。一般的に手巻き式と自動巻き式に分けられます。

極めて繊細な部品からなり、衝撃に弱く、落としただけで壊れる場合があります。

スポーツの際には時計をお外し下さい。

その性質上、日差(一日あたり数秒から数十秒の誤差)はどうしても発生します。御理解の上、ご使用下さい。

また、数年に一度、専門店でのオーバーホールが必要となります。

 

◆手巻き式時計

リューズを回転させてゼンマイを巻き上げます。ゼンマイを巻く際には巻き過ぎにご注意下さい。ゼンマイが切れる場合がございます。 

ゼンマイの巻き上げ量が一定の基準に満たない場合には、トルク不足となり、時計の精度が出ない事もあります。 一度静止した時計をご使用の際は、ゼンマイを20から30回程度巻き上げてからご使用下さい。

手巻き時計は、毎日なるべく同じ時間にゼンマイを巻くことで、高い精度が保たれます。

 

◆自動巻き式(オートマチック)

内部のローターが動くことで、着用中にゼンマイを巻き上げ、動作します。 着用時間が少ないなど、ゼンマイの巻き不足となり、正しく動作しないことがあります。 その際は軽く30秒ほど時計を軽く振って頂き、針が動き出したのを確認後、ご着用下さい。

強く振った場合、故障の原因となることがあります。ご注意下さい。

必要でしたら、ワインディングマシーン(オートマチック式腕時計のゼンマイを、腕に装着せずに巻き上げる装置)のご使用をご検討下さい。